下五島への旅 初日
毎年の恒例行事である naoさんコーデでのクロ釣り&忘年会!
フェリーで福江に行ってそこを拠点に磯で釣り、その夜は皆で宴会....そして翌日、フェリーの時刻まで釣ってから帰るというゴージャスなプラン。シケてもどこかの磯で竿が出せるという五島列島ならではの遠征釣行ですが、naoさんのおかげでかれこれ8年くらい続いています。
今回のメンバーはnaoさん、Kさん、タッチャンの4名。
午前8時長崎港発のフェリー万葉に乗り、福江港までの船旅を楽しみました。

当日は大瀬崎周辺の磯に乗る予定でしたが、北西風によるシケとのことで敢え無くOUT!
せいわ渡船さんで福江島周辺の磯に乗ることになりました。

さてさて何処行くか? ......っとなる訳ですが、舵を握る康ちゃん船長......
「吹くけど行ってみようか.........」
で乗ったのが、多々良島の灯台というところでした。
なんでもジャパンカップ全国大会のセミファイナルが行われた磯だそうな......

Kさんと2人で乗ったのですが、まっ平らの釣り座を譲っていただきました。

超優良な足場にバッカンを置きマキエを撒いて潮の考察.....仕掛けの準備に入ります。左後方より吹き付ける風が強力なので3B弱の仕掛けの重さを選択。
道糸2号にハリス2号を張ってみました。
久しぶりの磯フカセなので、マキエを撒き、仕掛けを入れ、追いのマキエ....の動作を繰り返します。すると、意外にも早くアタリがありました。上がってきたのは足の裏サイズのクチブト君。
Kさんから......
「足の裏サイズのクロは職場のオバちゃんに頼まれているから......」
.....って事なので取りあえずキーパーバッカンにキープ。
サイズUPを目論んでマキエのタイミングや位置、タナを変えて攻めてみますが、劇的なサイズUPには至りません。手の平から40弱までの探り釣り、サイズ幅の差が広い釣りが続きました。


コッパが続くと気分転換に磯を散策してみます。
何か良いモノ落ちてないかな...... (笑)
Kさんも小型のクロに苦戦している様子.......。彼は極細PEに自立棒ウキの使い手。スパっと視界からウキが消える瞬間にハマっているそうです。

コッパのアタリが遠のいた16時.....
ユラユラと残像を発しながら海中を漂うウキがマッハの速度で消えました。
鬼合わせが決まった瞬間、竿には確かな重量感がドン。
今までにない重さなので慎重に竿の胴を引き締めます。尾長の名前を冠する愛竿は綺麗な曲がりを保持しつつ、ジワリジワリとウオを浮かせにかかります。海面下に良型のクロを確認、タモにすくい取ったのは43cmのオナガグレでした。

時合がきたのか、はたまた偶然か......オナガが連発 w( ▼o▼ )w オオォォ!

2度ある事は3度ある..... ψ(`∇´)ψ ケケケッ
ほくそ笑んで合わせを入れましたが、最初の一撃で竿を伸されかかる事に。
その剛力に少々ビビリましたが、本日使用しているウキは某高級ウキ!弱気が勝って糸を出し、高切れした日にゃ目もあてられません.....なので、ハナっからガチンコ勝負となりました。
竿は1.5号強で道糸ハリスは2号.....無理の利くタックルではありません。見てとれる沖の沈み瀬の上に走った時には、一瞬諦めましたが、何故かウオは反転して沈み瀬を避けてくれました。
諦めから一転、もしかしたら取れるかも......V(`∇´)V

弱気無用のヤリトリが功を奏したのか、ウオはイヤイヤをしながらもゆっくりと浮上。ギラリと光る細長い魚体は最近、船釣りでよくお目にかかる青物君でした。見えてからも危険な青物君....オナガと同様ですが、この固体はすんなりと浮いてきてくれました。
タモ入れに少々難儀しましたが、無事にGet!
検寸70cm.....取れた喜びよりもウキが助かって嬉しい1本でした。

外道フィニッシュではありますが、時間も時間なのでこれにて納竿。
魚を〆て迎えの船を待つことにしました。

明日の大瀬崎は凪予報.......
その夜の宴会が盛り上がったのは言うまでもありません。

五島列島 鬼鯖寿司
@1,620円.....セーブする勇気も時に必要.....

ちなみに鯖が2段盛りになったSPバージョンもありますが、こちらは軽く2Kオーバー!
1段目の鯖で酒を飲って2段目で寿司を楽しむというオツな食べ方ができます。
かなり贅沢な一本です......w( ▼o▼ )w オオォォ

思案橋ラーメン
福山雅治が長崎に帰郷した際に必ず寄るといわれるラーメン屋さん。
店内の壁には芸能人のサイン色紙や写真が所狭しに張ってありました。

店名はラーメンですが本命は長崎チャンポンと聞きました。
メニューを見ると........
バクダンチャンポンの文字が気になります。
店員のオバちゃんに尋ねてみると.......ニンニクがタップリ入っているとの事。

ニンニクの誘惑にかなりヤラレましたが、初のお店なのでノーマルに近いであろう特性チャンポンを注文。約10分で提供されたのが ↓ です。

九州のチャンポンといえば毎年、男女遠征の帰りに食べている武雄北方チャンポン。
それに比べれば具材はかなり少ないですが、貝やイカなどのシーフード系の具がタップリと混入。味付けは薄味でくどくなくスープの味で食べさせようという意図が伺えました。自分には味が薄かったので、胡椒をタップリとふりかけていただきます!

麺は五島うどん並みの太め。ですので、ゆっくり食べても麺が伸びる事は少ないでしょう。
武雄北方チャンポンを食べた方は物足りなさを感じるかもしれませんが、これが長崎の味と思えば納得できる美味しさだと思いました。
次回はバクダンチャンポンを試してみたいかも.......w( ▼o▼ )w ニンニク!
他にもチャンポンの有名店が多いので迷いどころです。

山陰...グルメの旅
場所は山陰の皆生温泉って事で島根~鳥取のグルメを堪能してきました。
先ずは11月にシーズンインした松葉カニ。
活ガニですが、品質の証明として漁をした船のタグが付いています。
流石に活ガニ、美味いことは美味いのですが......
カニをほじるのに忙しく、皆さん無口になり話が全く弾みません (笑)
贅沢ですが、忘年会には向かない一品かもしれませんね。

続いては島根県は出雲より......
献上そばで有名な羽根屋さんで割子ソバをいただきました。
普通は3段ソバなのですが、人目も気にせず6段を注文。
要は2人前なのですが、蕎麦は別腹.....ペロっといただきました。

※ 画像をクリックするとUp画像になります
鳥取は境港からの帰り道、漁業にまつわる神社にお参りしました。
美保神社......稲穂を咥えた「鯛のお守り」がある神社です。
当日は七五三でお参りの方が多くみられました。

魚釣りにおける釣果は大なり小なり運がからみます。
人智を超えた部分は神仏にお願いするしかありません。
やはりお参りは大切ですね。

泳がせ釣り...
狙いの魚は青物~根魚ですが、釣方がいつもの「落し込み」ではなく「泳がせ」釣り.....。
湾内でエサとなるアジを釣り、そいつをエサに大物を釣るってヤツです。
船長曰く......
「落し込みのベイトがねぇ....アテにならんのよ......」 との事。
午前6時50分、港を出港。
湾内でエサとなるアジをタップリと釣り、本命のポイントに向いました。

ポイントに着いて先ずは魚探を確認。
それらしきベイト反応があるとの事なので、「落とし込み」の仕掛けでやってみます。
しかし、魚探反応のあるタナでベイトが食ってくれません。
なので、「落し込み釣り」は早々に見切り、アジを付けての泳がせ釣りへと変更になりました。
生きの良いアジをハリに付け、強制的に海底へと誘うと.......
ガツガツ........ガガガガガガッ のアタリをキャッチ!
引き上げてみると、見るからに美味しそうなアコウがハリに付いていました。

エサはタップリとあるので、弱ったらすぐに生きの良い固体に付け替えます。
すると、ヒラマサと小さいマハタのWヒット!

ハタもおるんか.......
感心していたら、先ほどの小さいマハタの親分クラスが喰ってきてくれました。
50cmは優に超えるプックリと肥えた美味しそうな魚体......V(`∇´)V
同船メンバーの 「ワシによこせ!」 の視線が刺さってヤレマセン.....(笑)

そんな視線が薄れ掛けた所で喰ってきたのが、メジ......俗に言うハマチクラスでした。
寒の時期......そろそろ身が白くなって美味いだろうの期待の1本。
後日談.....まだまだ身が真っ赤で食えたものではなかったとの事

次に竿を曲げてくれたのは、根魚の中ではあまり好まれないアオハタ君......
鍋にしたらけっこう美味しいので私は好きなのですが.....

何度かポイントを移動して釣っていると.......
いきなり 「ガツーーン」 の男らしいアタリをキャッチ!
最初の抵抗はけっこうなモノでしたが、根から引き離した後はただただ重いだけ.....
「なんぢゃろ? なんぢゃろ?」
想像力を膨らませながら糸をリールに巻き取ります.......。
そして、海面にザバーーーンと浮いた姿を見た瞬間、涎が.......(笑)
クエ 九絵 アラ モロコ......

当然、 「ワシによこせ!」 の視線はキッツイですが、船尾で釣る仲間にもクエがHit!
キッツイ視線は半減に.......w( ▼笑▼ )w
午後3時前......
最後はうっかりカサゴを釣って納竿となりました。

五目を極めあげた今アジの泳がせ釣り......
またまた船長の案内に感謝の釣行となりました。

浜田沖は混雑.....
狙いのウオは「落し込み」によるヒラマサ君。
午前6時、港を出港....。
ポイントに着いてベイト探しとなりました。

「おったおった.....どうぞ~」
船長の掛け声と共に強靭サビキ仕掛けを海中に落します。
「50mから下! んっ!? 65mから下!」
指示ダナがコロコロ変わるので、ベイトが本体に追われて右往左往しているようです。
こんな時はベイトがナカナカ針に付きません.....
しかし、マグレでも何でもベイトが針に付いたら、こっちの勝ち!
本体であるヒラマサが一発で喰ってきました..... V(`∇´)V

ベイトさえ付けばヒラメも一発!

貴重なベイトを豆ヒラ(ヒラゴ)にかなり取られましたが、美味なハガツオも捕獲!

今回も船長の判断で良い釣果に恵まれました.....。

落し込み!
狙いのウオは磯の暴君といわれるヒラマサ君... w( ▼o▼ )w
午前6時、港を出港!
アジロに着くと先ずはベイト探し.....
船長は魚探とニラメッコでベイトの群れを探します。

「おったおった! ええよ~!」
船長の掛け声を合図に仕掛けをドボン.......
すると水深70m付近でプルプルとベイトのアタリを捉えました。
そのまま底まで落とし込んでアタリを待っていると......
ガガガガガッ.....と妙なアタリをキャッチ。
電動ONで一気に巻き上げると、さしたる抵抗も無しに上がってきたのはアオハタ君でした。
鍋確定..... 血抜きしようとナイフを探していると......

「ベイトおるよ~..... 落として落として!」
前回と同じく釣れた魚は放置して仕掛けを落します。
すると、直ぐにベイトがフックオン! そのままのタナで待っていると.....
一気に竿が海面に向けて突き刺さりました。
前アタリ無しの一気呑みはヒラマサの期待度大!
電動ONと同時に竿を起こしにかかりますが、ドラグがズルズル....(´Д`;) ハァ...
早く底を切らんとヤバイので、ドラグをキンキンに締めて一気に浮かせにかかります。
その無理くりな手法に敵も体力を使い果たしたのか、徐々に浮いてきました。
上がってきたのは80cmクラスのヒラマサ君。
嬉しい本命捕獲劇となりました。

その後は旬のサワラが登場し.....

美味なハガツオを捕獲!

途中、ベイト探しの船団でごった反しましたが、船長の案内のおかげで良い釣りとなりました。

次回もこうなるとイイナ.....V(`∇´)V

祭り魚の捕獲...
その祝膳を飾る「魚」を捕獲するため浜田沖に行ってきました。

対象は落し込みによる青物捕獲。つまりはヒラマサ狙いです。
事前情報ではナンボでも釣れる.....との事 ψ(`∇´)ψ ケケケッ
取らぬタヌキのなんとやら....ですが、気持ちは上がります。
午前6時過ぎ...けっこうなウネリの中を船は進み沖のポイントに到着。
魚探とニラメッコしている船長の合図で強靭サビキ仕掛けを海中に落します。
すると、すぐにプルプルプルと弱々しい魚信.....
70m付近で喰い付いたイワシであろうベイト、それを底まで下ろしてアタリを待ちます。
すると少々の前アタリの後.....いきなりガッツーン!
竿先を一気に海中に引き込んでくれました.... V(`∇´)V
合わせをくれて底を切り、後はリールの力にモノを言わせて糸を巻き取ります。
程なく上がってきたのは良型のヒラマサ君。
通常なら魚を〆て血抜きをするのですが....
「ベイトまだおるよ~....仕掛けを落として~」
.....っと船長。

ベイトも濃いと本命も濃いようで.....
ヒラソに巨メジと青物のオンパレード!
魚を〆ているヒマがありません w( ▼o▼ )w イソガシイノゥ...

乳酸が溜まった腕を揉みながらアタリを待っていると.....
味噌汁ベストな「うっかりカサゴ」が登場。

アタリはあれども 「引かんのぅ.....」
.....で上がってきたのはPINKなマダイ.......コブ〆確定!

高級魚と言われるアカヤガラ..... w( ▼o▼ )w ダケドモ...
初めて釣りましたが、とにかくネバくてヌルヌルで気持ち悪いの一言。
ホントに美味いんか......?

そして、今時期は超嬉しいメータークラスのサワラが最後を締めてくれました。
ちなみに、このサワラはハリを2本ゴックン。
これではいくら歯が鋭くても逃げる事はできません....w( ▼o▼ )w クイシンボウ

終わってみれば7目達成で祭魚の捕獲は大成功!
船長の案内のおかげで質も量も最高の釣りとなりました....ψ(`∇´)ψ

食べるのが楽しみなのか、とても嬉しそう....
将来、かなりの魚喰いになるのは間違いなさそうです。
パパたいへん.......(笑)

ジギング後...甘鯛
「ジグなんぞシワイだけぢゃぁ.....」
そう言っていたような気もするけど、釣り物が少ないこの時期に贅沢は言ってられません。
....って事でジグで青物、エサ釣りでアマダイの2本立てで釣行の運びとなりました。

出港は午前6時の予定でしたが、すんごい土砂降りにビュービューの風。スマホで雨雲レーダーの情報を取っていましたが、とても雨が止むような感じではありません。港で待機する事、1時間.....風が弱ったのを頃合に出港となりました。
ポイントに着いて船はスローに。 そして船長が一言....
「ありゃ?....反応が無い.......」
なんでも、ゴミのような反応しかなく、その反応の中に少量の青物が居るかもしれん.....との事。
かなり曖昧な表現でしたが、やらねば釣れん.....って事でジグをドボン。
土砂降りの中、80gのジグを海底まで落としてはシャクリ上げに専念します.......

青物イレグイのハズでしたが、アタリは極ポツリポツリ......
船長は確証の無い魚探反応に四苦八苦。
自分も慣れないジギングに四苦八苦。
ゴアの鎧を着ていても雨が染みてくるくらいの土砂降りに我が活性は激落ち.....。
「うぅぅ....寒いよ.....」
一時は途中撤収OKの心境にまで落ち込みましたが、天候は徐々に回復!
降り続いた雨が止んだところでアマダイ狙いに切り替える事になりました。

アマダイに使うエサは中エビに青虫!
そのエサを3本針に配分して、水深100mの底をオモリで小突きます。
すると、プルプルプルと弱々しいアタリのレンコ鯛が喰ってきました。
レンコ・レンコ・イトヨリ......レンコ。
そんな釣りを我慢我慢で続けていると.......

1尾釣ったのを皮切りに続々と本命が登場!
浜値でマン.....のK超えも喰ってきてくれました。

終わってみれば、寒さとの戦いだった前半戦がウソのような展開。

身も心も冷えて途中撤退もアリだった今回の釣行。
太陽のありがたみを感じた1日となりました。

元祖長浜屋
いつもは食べなれた香椎亭なのですが、今回は生憎の定休日!
さぁ、どこ行こ......
名島亭、達磨、とん吉、ナンバーワン、一心亭......
頭に浮かぶ懐かしいお店はたくさんありますが、超久々となる元祖長浜屋に行ってきました。

食券を買って店内に入ると....
一杯~.......
タイミングを合わせて店員に麺の硬さを伝えます...(笑)

暫くして提供されたのは、お肉にネギだけのシンプルな構成。
卓上に置いてあるゴマをタップリと掛けていただきます。
少し濃い目に感じましたが、シンプルなだけに味わい深い一杯。
これが長浜ラーメンたい! ......ラーメンが強くそう語っていました。

やはりたまには行かんとね......
長浜地区のラーメン事情も随分と変わったようです。
良くも悪くも.....
