男女群島再遠征 初日

前回の遠征は天候悪化による無念の途中撤収・・・。消化不良状態で帰ってきたので、すぐにでも再遠征の心づもりでしたが、天気と本業の予定が噛み合わず、おおよその日程を立てたのは2月は中旬の頃でした。早速、「あじか磯釣りセンター」に近日の出港日程を問い合わせてみると、17日出港の1泊2日、19日出港の1泊2日、21日出港の1泊2日か2泊3日・・・との事。出港日が3択となった訳ですが、気になる天気はどの日程も微妙な感じなので、なるべく釣行人数の少ない日を選ぶ事に・・・。徳島の釣友であるHIDEさん情報によると、19日からは山元名人率いる「八釣会」がヘラクレスをチャーターして男女入りとなるそうなので、その面々が帰って来る21日からの2拍3日の航海にエントリーする運びとなりました。

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21日の日曜日、高島師匠と広島を午前5時30分に出発・・・。中国自動車道は雪の舞い散る天候でしたが、渋滞も無く、午前11時前には「あじか磯釣りセンター」に到着しました。事務所で同じ日程を消化する事になったHIDEさんと久々にお会いし、あーだこーだと釣り談義・・・。(笑)
その談義が一段落したところで、荷物を船へ積み込む準備に取り掛かりました。事前情報によると、今回の航海はブラックヘラクレスとの事。しかし、当初20名余りの予約人数が何故か一気に膨らんで70数名に・・・。その中には偶然にも我が居住区在住のO君の姿もありました。 (驚)
「どの船に乗るんかのぅ・・・」 
結局、男女群島から帰ってくるヘラクレス、ヘリオス、カイザーの3船全てが折り返しで出港する事になり、2泊3日釣行のグループは全員、ブラックカイザーに乗る事になりました。

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午後14時、20数名の釣り人を乗せたブラックカイザーは田平港を一番手にて出港・・・!
オナガの楽園、男女群島を目指します。

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いつもなら船尾のベッドに潜り込んで寝てしまうのですが、今回は滅多に会えない釣友との同船。なので、ベッドに横になる事なくブラックカイザーの航海を楽しみながら会話を楽しみます・・・。下五島釣行の際、フェリー万葉で見る椛島の灯台を見た後は、荒海の境界となる下五島の大瀬崎を見物。外海に出てからはシケの余韻で船の揺れは徐々に酷くなりましたが、午後17時30分、ブラックカイザーはトラブル無く男女群島は男島に到着。
まだ西磯には行けないようで、男島は「中村瀬」から瀬着けが始まりました。

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「次、yukimaruさん 行くよ~」
山見船長から声が掛かったのは、中ノ島の「渡辺瀬」を過ぎたところでした。
「すわっ了解!」 自分らの荷物を確認しながら、ホースヘッドを陣取るポーターさんに荷物を手際良く渡します。 すると・・・・・
「yukimaruさ~ん 何処に行く・・・?」 ・・・っと山見船長 (汗)
「中ノ瀬戸の中には何処まで行けるん・・・?」 素朴な疑問が頭を過ぎりましたが、後ろからはヘリオスとヘラクレスが迫って来ているので、ゆっくりと考える時間はありません。本音は「佐藤瀬」辺りの様子を見に行ってみたかったのですが、ウネリで乗れなかった場合、後の人に迷惑が掛かります。ですので、ジャストのタイミングで目に入った、「吉田の3番」をお願いする事になりました。

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ここ「吉田の3番」は以前、昼~夜明けまで滞在したことがあるので勝手は知ったるナントヤラ・・・。荷物を高手に置き、先ずは本釣行の安全を祈願しながら日本酒で乾杯!明るいうちに夜釣り用の鬼タックルを組上げる事になりました。

・ 我夢者5号50
・ レマーレ8000D
・ サンライン ブラックマークX8号
・ サンライン Vハード8号
・ キザクラKZ37 1号 + 水中ウキ1号
・ 夜釣王 6号

高島師匠が「吉田の4番」側のワンド、yukimaruは船着きを陣取り、辺りが暗くなってきたのを頃合いに夜釣りの開幕・・・。マキエをドバドバと足元に打ち、ゴッツイ男女の夜仕掛けを吉田の海に放り込みます。ケミホタルを背負ったウキはゆっくりと右方向に動き、ある所を境に「吉田の4番」方向に一気に流れて行きます。表層だけがやたらと速く釣り辛い状況でしたが、我慢我慢の手返しを続けていると、一気にケミホタルが走るアタリをキャッチ!違和感満載で合わせをくれてやると、けっこうな強さの力が返ってきました。上がってきたのは前回の遠征でも喰って来た50cmはあろうかというサバ・・・。 「またコヤツかい・・・  (´Д`;)」
群れで回遊する King of 青物 ・・・サバ。 コヤツがあまりに多いと釣りにはなりません。
(´Д`;)/ヽァ・・・ な感じの開幕となりました。

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エラを取ってお腹を出して・・・この鯖を美味しく持ち帰るにはけっこうな手間が掛かりますが、後々の楽しみの為には致し方ありません。未解凍のオキアミを入れた土のう袋の中に捌いたサバを収めて、次の一投を放り込みます。すると先ほどと同じく、潮が速くなる所で再びアタリをキャッチ!上がってきたのは、先ほどのより一回り太いサバでした。

潮が通すところで必ず喰ってくるサバ・・・。サバばかり釣っても仕方ないので、サバの居ないであろうポイントを探します。船着きの左側に仕掛けを投入し、淀んだ緩い潮の中を探索。そのままダラ流しにすると、再びサバが喰ってくるので無理やり磯際に引き付ける感じ・・・。すると、指を掛けていたハリハリの道糸が一気に持っていかれました。 「まったサバかいっ!」
ベールを戻して合わせをくれてやると、ガゴンガゴンと引き回ります・・・が、先ほどのサバの引きとは違う感じに 「本命かのぅ・・・」 
期待度激高で磯上にブリ上げます。キャップライトを当てて魚体を確認、そこには目寸40半ばの嬉しい本命が横たわっていました。

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サバが連発ならオナガも連発で・・・・・甘~い事を考えながら次の1尾を狙いますが、ナカナカそうは問屋が卸しません。あっちを釣ったりこっちを釣ったり・・・途切れがちになる集中力を繋ぎ止めながら、妖しく光るケミの光を目で追います。潮に乗せて流すとサバが喰ってくるので、張って張っての磯際引付作戦。そして、追いのマキエを打とうとシャクに手をやった瞬間、バリバリバリ~っと一気に道糸が出ていきました。左の掌でスプールを押さえて合せ一閃!親指でリールのベールを戻して戦闘態勢に入ります。すると、ウオは一気に沖にピューっと爆走! (゜◇゜)ガーン
その走り方にサバを確信、バレてもかまわん!・・・っとばかりに豪竿「我夢者」の胴を思いっきり引き締めると、異様に重い重量感が返ってきました。浮くのがイヤなのか、妙な引きでやたらと暴れるウオ。その力を削ぎ取るよう、更に豪竿の胴を引き締めると、その力に屈したウオはバチャバチャと海面で羽を叩くように・・・。けっこうな重さがあるので、ゆっくりと左側に回して・・・・・

「うおおおぉりゃぁぁぁ・・・・・」

月明りの下でブリ上げた魚体は本命らしきそれ。竿を置いてキャップライトで魚体を確認すると見事な体躯の尾長君。久々の60超えなるか・・・って事でスケールを当てて魚体を計測。 

56、57、58・・・・・59? 58.5!?   (´Д`;)/ヽァ・・・ 60無いわい。

惜しくも60チョイ足らず・・・しかし、昨年に続き、「らしいデカバン」 捕獲となりました。

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1時間少々のインターバルで2枚の本命を捕獲。高島師匠も本命を取っていたので、魚の活性は良さげな感じ。夜明けまでの時間を考えると、今夜のドンゴロスは「立つぞ~」と密かに心の中はギッヒッヒ・・・。ほくそ笑みながら次の本命を探して仕掛けを放り込みます。

しかし、それからというもの、何処を釣っても流しても本命からの魚信は無く、次第に集中力は欠如する事に。気分転換に飯でも食おうと腹を満たしたのはイイのですが、腹の皮突っ張ればナントヤラ・・・波状攻撃で襲ってくる強力な睡魔には勝てず、哀れ寝袋の住人に。目が覚めたのは午前3時頃でしたが、快適な寝床から出る事叶わず・・・結局、この日の夜釣りは終了となりました。

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ウキの魅力

遠方の友人より珍しいウキを頂戴しました・・・。
ありがとうございます。 m(__)m

さて、ウキフカセ釣りに使うウキですが、浮力のスペックは同じでも、その大きさが様々ですので、釣り場に持ち込むウキは結構な数になってしまいます。理想を語れば、その釣り場や対象魚を考え厳選して持っていくべきでしょう。しかし、悲しい釣り師の性・・・あれもこれもと自然に数は膨らんでしまいます。1日の釣りで使うウキって多くて3つぐらいなのにねぇ・・・。
かく言う私も2-BB っていう1.2g相当の浮力のウキが好きなので、大中小と3種類も持って行くのが日常・・・。実際には中サイズ1個あれば足りるのに我が事ながら困ったものです。

ウキ

「ウキで魚を釣る訳ではないから・・・」
友人が放った言葉ですが、私もそう思います。釣りという技の本来の目的で、本当に大事なのは魚の口に近いモノ・・・。ですのでウキの順番ではありません。しかし、釣りで1番大事だと錯覚させるような魅力を持っているのも事実・・・ですね。 V(`∇´)V笑

友人に頂戴したウキは次回の男女遠征で使用する予定・・・。
浮力はあっても軽いウキなので、大シケだけはご勘弁願いたいものです。 w( ▼o▼ )w シケタイサン...

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2016年 男女群島遠征 VOL3

我々を回収したブラックカイザーは、南系の風に弱いと思われる磯を次々と訪問し釣り人を回収します。通常なら回収と上礁を交互に繰り返すのですが、今回は回収を優先・・・ですので、回収の荷物だけで船のデッキが満杯になりました。まだ暗いので何処を走っているのやらサッパリと分かりません。荷物も竿も散乱し、とてもゆっくりと落ち着けるような状態ではありませんでしたが、そうこうしているうちに韓国の釣り人に声が掛かり、ようやく上礁の体制に入る事になりました。
「アリタ、アリタ・・・」 カタコトの日本語が聞こえたので、おそらく男島の「有田瀬」近辺でしょう。山見船長は順不同に名前を呼んで、釣り人を次々と磯に下ろして行きます。
そして、我々は最後に声がかかり・・・

「yukimaruさ~ん 上赤か南風泊り・・・どっちにする?」 

ここで思案六法となりましたが、上赤はけっこうな風が当たるとの事なので、穏やかな南風を選択。ここ、「南風泊」に上礁する頃には夜は白々と明けていました。

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この「南風泊」、初の上礁となりましたが、両脇にワンドを抱えていて、いかにも夜釣り向きな様相を呈しています。 まさに 「夜が楽しみぢゃのぅ・・・。」 的な感じ。 
船から持って下りたタックルは「二重鼻」で使っていた夜釣り用の鬼タックルですが、一先ずロッドケースに収納・・・代わりに昼釣り用のタックルを取り出しました。高島師匠が「上赤瀬」側に、自分が「有田瀬」側に釣り座を取り、先ずはマキエを打って仕掛けの考察。潮はゆっくりと「有田瀬」側に流れ所々に潮のヨレが見てとれます。風はそれほど強くないので、選んだ負荷は3B弱。でっかいサンノジが数匹足元を跋扈していますが、昨日と変わらない2.5号のハリスを手に取って仕掛けを作ってみました。

・ アテンダーⅡ 2号53
・ トーナメント3000SH-LBD
・ サンラインブラックストリームマークX2.5号
・ サンラインブラックストリーム2.5号
・ 松山L 2-B
・ がまかつ 尾長速攻8号

タックルを手に取り、足元にマキエの集中砲火を喰らわせると、居るわ居るわ。 (´Д`;)/ヽァ・・・ 集まってきたのは巨大なサンノジにイスズミにカゴカキダイ、ハコフグ、オジサン、ニセタカサゴとゴージャスな顔ぶれ。 こやつらは沖にも居るんぢゃろうか・・・素朴な疑問が頭を過りましたが、とても足元に仕掛けを入れる気にはならないので、セオリーどおり沖目を攻めてみることにしました。ほとんど固定と言える仕掛けを沖に出来た潮のヨレ付近に放り込みます。足元にドバっ、沖にチョロっのマキエワークを忠実に守り、ウキの行方を見守ると反応が良いとされる松山ウキは、これぞ低重心とばかりにドッシリと海面に座ります。そして、暫くすると松山ウキはユラユラと妖しい残像を残しながら、ゆっくりと海中深くに引き込まれて行きました。軽く竿を起こして合わせを入れます。するとアテンダーⅡは瞬時に胴から綺麗な曲線を描き、その返す刀の反発力でウオを浮かせに掛かります。難なく浮いてきたのは35cm程度のクチブト君。まだ抱卵していない痩せた魚体が印象に残る1尾でした。

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釣っては逃がし釣っては逃がし・・・昨日の「二重鼻」での釣りを彷彿させる展開となりましたが、昨日のウオより平均サイズは小さい感じ・・・。ポツポツと降り続く雨にヤル気もそがれがちになりましたが、らしき雰囲気の中での夜釣りを楽しみに釣りを続けていると、ブラックカイザーが見回りにやってきました。時はまだ午前10時・・・見回りは正午の予定なので早過ぎます。
また風が変わるんかいな?  嫌~な予感を抱きながらブラックカイザーを迎えると・・・・・

「yukimaruさ~ん 残念ながら13時30分で撤収します・・・。」 

・・・・・っと山見船長 (゜◇゜)ガーン

何でも南岸低気圧が急速に発達したようで今夜には大シケになるそうな。   (´Д`;)/ヽァ・・・。 
南からのウネリが酷いので帰りがおおごとになるそうな・・・ w( ▼o▼ )w ナンテコッタイ。

後3時間余りでの強制リタイアを宣告され、ふとドンゴロスに目をやると情けないくらいのペッチャンコ・・・。平日に仕事を休み遠い西の果てまで遠征してきて、この釣果ではとても田舎に帰れません。ですので、釣っては逃がしの釣りですが、逃がしの部分を少しばかりユルク設定、加えてサイズUpのための手段も模索してみる事にしました。

今まではマキエと仕掛けを合わせて釣っていたので、その逆をイメージ・・・。仕掛けを軽くして少しタナを深く取り、投入からマキエを直接合わせずに、沖で合す感じをもって釣っていると、今遠征で最大寸のクチブトが喰ってきてくれました。何となく正解が見えてきた感じなので、次の良型を狙って仕掛けを海に放り込みます。すると、馴染んでシブシブになった我がウキは先ほどと同じ潮筋でゆっくりと海に引き込まれて行きました。

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いつもならビールを喰らいながらボツボツ釣っている時間帯ですが、今回は鬼モード! 休憩無しで竿を振り続ける、「なり振り構わずの釣り」 を行った結果、納竿を決めた13時前までにドンゴロスは何とか自立するように・・・。その中身のウオは褒められたような型ではありませんが、社員に行きわたるくらいの数は釣ることができました。

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13時30分、迎えに来たブラックカイザーに乗って男女群島にByeBye!
雨の田平港に到着したのは17時過ぎの事でした。

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2016年 男女群島遠征 VOL2

「明日は風の変わるけん、朝、磯を替わりましょう。8時頃に来ま~す」
山見船長はマイク越しにそう言って、「針古瀬」方面に走り去って行きました。

時は16時、まだ明るい時間帯ですが、昼釣りにも疲れてきたので船から下した焼肉セットで空腹を満たすことにしました。ビールで乾杯しスタミナの根源を頬張りながら、あーだこーだと話は尽きません。そして、空腹が満たされたところで、いよいよ男女群島夜釣りの開幕・・・。8号ハリスを張った鬼タックルを組み上げて、針古瀬側の釣り座に戻ります。

・ 我夢者5号50
・ レマーレ8000D
・ サンライン ブラックマークX8号
・ サンライン Vハード8号
・ キザクラKZ37 1号
・ 夜釣王 6号

マキエを打ち、頑丈一番の鬼仕掛けを夜の海に放り込みます。想定のタナは竿1本、タナが取れたらジワリと潜航して行くケミホタルの光を目で追いながら、追いのマキエを投入・・・。
「さぁ、いつ来るかっ! イザ、イザ、イザ、イザ、イザ・・・!」
今年の初夜釣りという事もありボルテージは最高潮、マキエを打つ手にも力が入りますが、1投、2投、3投・・・とケミホタルの光が海中深くに消えていく事はありません。サシエが綺麗な形で返ってくるので、タナを一気に深くしてセオリーである瀬際を探索。すると、待ちに待ったアタリをキャッチする事ができました。興奮必至の大合わせ!・・・しかし、弱々しい引きで上がってきなのは極彩色のウオでした。 (゜◇゜)ガーン

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それからというもの・・・
あんた・・・何釣ってんの???  ・・・って言われそうなウオが続々と登場。
小型の本命が2枚喰ってきたものの、さすがに集中力は尽き果て、仮眠を取る事にしました。

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3時間余りの仮眠を取った午前4時、寝袋からゴソゴソと這い出して、元の釣り座に戻ります。光量の落ちたケミホタルを新品に取り換え、昨夜と同じタナのまま仕掛けを投入。ケミの光を頼りにマキエをドボンドボンと打ち込みます。タナが取れ全負荷を受けた我がウキはドッシリと海面に座り込み、僅かな反力でも瞬時に潜航可能・・・。外道よくんな! そんな事を思いながら竿先の道糸を捌いていると、ケミの光が一気に海中へと入っていきました。瞬時に合わせを入れ、次手で大きく竿を起こします・・・が、敵もさるもの。超・強烈な力で引きまくり、こちらに先手を取らせてくれません。ナカナカ浮いてこないウオ・・・底で暴れ回る強烈な引きに妙な違和感を感じながら相対していると敵も疲れたのか、事切れたかのように浮上を開始。海面でハネを叩いたのを合図に一気に磯上にブリ上げました。キャップライトを点けてウオを確認。 すると、尾っぽにアディダスマークが・・・
妙な引き味に薄々は感じていたのですが、このガックリ感はご推察のとおりです。

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釣っては外道のオンパレードに対してどう対応して良いか分からず途方に暮れていると、長崎鼻方向から轟音と共に煌々と光を灯した船がやってきました。見回りにしてはかなり早い時間なので、「何ぢゃろ・・・?」 と思っていると、船はブラックカイザー・・・

「予報より早く風の変わったけん磯を替りま~す。急いで~!」 

・・・・・っと山見船長。

結局、午前6時過ぎ、試練の磯である「二重鼻」を撤退する事になりました。

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2016年 男女群島遠征!

2016年の男女群島遠征は1月27日から・・・。

今回は27日の朝出し便による1泊2日の航海。ですので、26日の20時に高島師匠と広島を出発、出港地である田平港に到着したのは翌日午前2時過ぎの事でした。

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今回、我々を男女群島に連れて行ってくれるのは日帰り便のブラックサムソン!同時刻にブラックカイザーも出港するようで、こちらは1泊2日便・・・。何故、我々が日帰り便に乗るのかは不明ですが、その両船に荷物を積込んで、田平港を出港したのは午前6時前の事でした。船尾のベッドに身体を預ける事4時間余り・・・途中、ブラックサムソンにチョットしたトラブルがあったものの、午前10時過ぎには無事、男女群島に到着。男島から順に釣り人を下ろしていき、我々に声が掛かったのは女島は「二重鼻」の前でした。

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まともに攻略できた事がない試練の磯「二重鼻」ですが、船着の近くにあるタイドプールには昨夜の戦闘の激しさを裏付けるような形跡があり、弥が上にも期待が高まります。そんな高まる期待をなだめるように、先ずはお神酒で遠征の安全を祈願、キュっと一気に飲み干したところで昼用タックルの準備に取り掛かりました。

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・ アテンダーⅡ 2号53
・ トーナメント3000SH-LBD
・ サンラインブラックストリームマークX2.5号
・ サンラインブラックストリーム2.5号
・ 松山L 3-3
・ がまかつ 尾長速攻8号

マキエをパラリと「長崎鼻」方向の海に打ち、頃合を見て仕掛けを海に放り込みます。設定したタナは約3ヒロ。タナが取れ、徐々に馴染んでいく仕掛けをウキの表情で読み取っていると、我が分身であるウキはスーっと海中深くに消えていきました。軽~く合わせてリールを巻巻巻・・・。大した抵抗も披露せずに上がってきたのは30cm少々のクチブト君。2016年男女遠征の初物ではありますが、この子は余りに小さいので海に帰っていただきました。

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今日の男女群島、未だ産卵固体は入ってきていないようで、抱卵しブテっと肥えたクロは全く姿を見せてはくれません。ヒョロ長~い痩せた体形のクロと対峙し、彼らを釣ってはリリースの繰り返し・・・5枚に1枚をKeepする感じのペースで昼釣りを続けていると、いつしか夕刻の見回り時刻を迎えることになりました。

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ここからは船が代わりブラックカイザーのお世話になります。夕食用に準備した焼き肉セットとビールを船から下し、夜釣り用のエサを受け取ってブラックカイザーを見送ります・・・

「明日は風の変わるけん、朝、磯を替わりましょう。8時頃に来ま~す」

山見船長はマイク越しにそう言って、「針古瀬」方面に走り去って行きました。

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