秋の焼き物・・・
今年もスーパーに「新物」と銘打って並んでいたので、早速、買って食べてみました。
長皿一杯ある立派な体躯は良質な脂をたくさん身に抱えているようで、焼きの照りが違います。
その照りの身を箸でほぐしてカボスの果汁をタップリとかけ、醤油を落とした「大根すり」といっしょにいただくと、ビールに良し、ご飯に善し。日本人に生まれた事に感謝する一皿となりました。

そんな秋の旬ですが、年々、サンマの漁獲高は減っているとか。近海に回遊してくる脂の乗ったサンマを捕っている日本に対して、沖の公海に何か月も居座ってサンマを捕りまくる他国の巨大船。このペースでどんどん捕っていると、そのうちに種が絶えてしまう可能性もあるような事を言ってました。クロマグロの事もあるので、日本も堂々と大きな声では言えませんが、自分勝手な考えは捨てて、「種の存続」にはもっと神経を使うべきのように思います。1匹1000円超えになっても仕方ない・・・滅してからでは遅いのですから。
