シラス丼
汁なし担々麺
味玉しょうゆ
このお店のメニューは「しょうゆ」「しお」「辛」の3種類で構成されていますが、これで全て制覇となりました。 今回はオススメとメニューに書いてあった味玉をトッピング! 濃い目に味付けされた煮玉子ですが、煮具合が絶妙・・・トロリとした卵黄がジューシーでとても美味しくいただけました。

この味玉・・・私的にはラーメンに入れるよりもご飯に乗せて食べたい感じ。
白米もメニューにあるので、試してみる価値はありそうです。

身体に悪いとは思いつつもゴクゴクとスープまで完食・・・。 (´Д`;) アララ・・・
以前、よく通った「五色屋」さんの「魚系の出汁」にとてもよく似ていました。
チョイと単価は高目ですが、また食べに行きたいと思うお店です。
麺屋 一 (ICHI)
広島市西区楠木町3-8-4
TEL : 050-5868-7158
11:30~14:30 18:00~21:00
月曜日 定休

焼肉ランチ
修理完了・・・
マキエシャクの修理
・・・で修理に踏み切った訳ですが、ナカナカ良いシャフトが無く、放置状態に・・・。 そんな折、ネットで見つけたのが、「プロマリン」さんの「遠投シャクの柄 赤5×8×800」なるもの・・・。
硬さなどの拘りは無かったのですが、今まで使っていたお気に入りの柄とカップが使えないと修理とはいえません。 通販での購入となりましたが、良心的なお店が扱っておられたので安心して購入することができました。

かなり昔に買った釣研さんのシャクですが、このグリップだけが残りました。(笑) このガングリップタイプの柄が夜釣りでは大活躍! 握っただけでカップの向きが正となるので、見えないストレスに悩まされる事がありません。

そして、今は売ってないYOU★SHIさんのカップ・・・。 樹脂に特殊コーティングを施したカップですが、軽量でエサ離れが良く、おまけに大容量なのでとても気に入っています。
見えない夜釣り・・・チマチマ撒いていては話になりません。 ヘタな鉄砲ではありませんが、一度で大量に撒く事ができるのはとても重要だと思います。

パーツが揃えばシャフトの長さを我が身長に合わせて組み上げるだけ・・・。 V(`∇´)V
男女群島の夜釣りとイカダ釣行専用のマキエシャクですが、無いと困る必需品・・・。 海に奉納となるまでは修理して使い続けるつもりです。

みそっぴラーメン
画像は広島市は東雲の有名店、面館さんの「みそっぴラーメン」
辛そうな色合いですが、デフォルトでは辛さ0(ゼロ)なので、そんなに辛くはありません。 汗が噴き出すくらい強烈なヤツを・・・って方は注文時に辛さをプラスする事ができます。 何事にも限度ってモノはありますが、他のお客さんの注文を聞いた範囲では辛2くらいが多いように思いました。 徐々に辛さを上げて試してみるのも面白い通い方かもしれませんね。
さて、このお店の面白いところは、注文時に普通麺と細麺が選べるところ・・・。 普通麺はホント普通の太さですが、細麺は長浜ラーメンの極細麺並に細く仕上げてありました。


なかなかボリューミーなチャーシュ群だったので、アップで撮影。
ナカナカ旨そうでしょっ・・・。 V(`∇´)V

ゴテっとした感じのチャーシューですが、味噌系の何がしかに漬け込んである感じなので、意外にあっさり。 チャーシュー単体でビールが飲みたくなるくらい美味でした。
この店はラーメンのメニューが豊富なので、気長に少しづつ制覇していきたいと思ってます。
面館
広島県広島市南区東雲1-17-4
TEL 082-288-3705
月曜日-金曜日 11:30~15:00
土曜日 11:30~17:00
定休日 日曜

メダイの食べ方
お好み焼き ひろしちゃん
古くから付き合いのあるバブリー営業マンに教えていただいたのですが、この店・・・地元では知らない人はモグリと言われるほどの人気店で昼時は行列必至との事。 当日は店外に並びはありませんでしたが、さすがに人気店! 店内では鉄板が空く間、けっこう待たされました。


注文したのは「肉・玉・ソバ・イカ天」・・・
見た目は普通の出来映えでしたが、口に入れてビックリ! 山芋をスリ下ろして作ったモノと思われるフンワリ柔らかい生地が具と合わさって熱いのなんの・・・。 ソバとキャベツを具にしたデッカいタコ焼きを食べたような感触でした。 広島においては好みの分かれる感触だと思いますが、好きな人はクセになるでしょうね。
デフォルトでオタフクソースを使う店が多い広島ですが、この店は自家製ソース!
お好み焼きのフンワリ具合にとても良く合うソースでした。
お好み焼き ひろしちゃん
広島市南区東本浦町18-13
TEL 082-281-9612
営業時間:11:00~14:30 17:00~20:45
定休日:毎週木曜日

満身創痍
更新を楽しみにしてくださった方々、どうもスイマセンでした。 m(__)m
さて、画像は男女群島 「荒磯かぶり」 で満身創痍となったウキ・・・。
複雑な潮流ではありましたが、このウキでないと・・・って場面ではありませんでした。 単に使い易いから選ぶ頻度が上がるわけですが、磯際狙いで頻発した空振りのおかげで傷だらけになってしまいました。 いつものようにメンテナンスを施し、ウキポーチに入れて次に備えるのですが、このウキも何時かは我が手から放れて行く事でしょう・・・。

ボロボロになっても手に残るウキは残り、放れるウキはサラ物でも放れて行ってしまいます。
ボロとサラ・・・どちらが重要かは人によって違うでしょうが、多くの人はボロボロになり浮力も変わったようなウキほど愛着が湧くのではないでしょうか。 いつかはサヨナラするであろう3-3・・・満身創痍の状態ですが、その日が来るまで酷使してやろうと思ってます。

男女群島「マルヒの4番」
長々と引っ張って申し訳ありませんでした。 m(__)m
実は最終日は大した盛り上がりはなく、端折っての文となりますが、詳しい内容はHTML版を公開する予定ですので、興味のある方はそちらを読んでみてください。
さて、「荒磯かぶり」に8時間余り滞在した後、山見船長が今夜の宿にと選んでくれたのは「マルヒの4番」でした。 何度か上礁したマルヒ一帯ですが、ここ「マルヒの4番」は60Upを捕った事がある縁起のイイ磯・・・。 ですので、嫌が応にもヤル気は上がります。

私は時間も時間なので夜用の頑強タックルを準備・・・しかし、高島師匠は何やら試したい事があるようで、昼用のタックルを再び組み上げて磯の先端に陣取りました。 何を試していたのか、とても興味があるところでしたが、竿を曲げてくれるのは良型の三ちゃんのみ・・・。 見ている方はヤリトリが面白かったのですが、本人はかなりガックリとしておりました。(笑)


辺りがドップリと暮れてから夜釣りを開始! 夜半から降り出した雨にもメゲズに竿を振りましたが、オナガらしきアタリはありません。 こんな状況下、いつもならさっさと寝るところですが、今更、雨除けのシートを張るのも面倒・・・なので、気合の入らない釣れない釣りを続ける事になったのですが、そんな折、高島師匠がメダイを捕獲! その豪快なヤリトリは見ていて新鮮で何よりとても面白そうだったので、我がヤル気も急上昇となりました。 そのヤル気の起きたタイミングが良かったのか、海の女神は我を見捨てず・・・yukimaruの竿にもメダイがHitしてくれました。 ワンドの奥まで一気に疾走したかと思うと急に反転・・・相変わらずであるトンチンカンな剛力をタップリと披露。
あっちに行ったりこっちに行ったり・・・その度に足場の移動を強制され、かなりデンジャラスな一コマもありましたが、何とか高島師匠の構えるタモにIN。 面白くはあったのですが、おかげで我が二の腕は乳酸まみれとなりました。

次に続け! ・・・っと言いたいところですが、メダイは何本も要りませんし、体力に自信もありません・・・。(笑) 結局、「マルヒ4番」での獲物はメダイ1本のみ・・・・・。
雨も強まる一方なので、午前4時の見回りで船に撤収することにしました。
最後の夜は船にしけこむ事が多い最近の男女遠征。 これも歳のせいでしょうかねぇ・・・。

「吉田のクズレ」で捕獲したBig1! 久々のデカバン捕獲となりました。 V(`∇´)V


男女群島「荒磯かぶり」
とりわけ、竿にその注目が集まる事になりますが、とにかく頑強一番の竿が良いと言われています。 それも上品系の強い竿ではなく、武骨で少々ではメゲない竿・・・。 例えればインテッサの遠征3号よりは遠投何がしかの4号みたいな感じですね。 遠投系の竿は穂先が太いのでフカセで扱う軽いウキは使いにくいのですが、目の効かない夜は何かとトラブルも多いので、頑丈さは大きなアドバンテージになります。 少々、ブツけてもイイ竿・・・これがキーワードだと私は思います。

午前8時30分、朝の見回りに来たブラックカイザーに乗って磯替り・・・。 今回はやたらと磯を替るので山見船長の頭も「?」てきな感じでしたが、次に連れて行ってくれたのは、中ノ瀬戸に浮かぶ 「荒礒かぶり」。 「仲尾瀬」からハグレたような妙な磯ですが、ここも滅多に乗れない一級磯。
そのイビツな足場ゆえに夜は乗りたくない磯ですが、豊富な潮流の恩恵を受け、日中からでもガンガン尾長が当ってくると言われるポイントです。

取りあえず、船から配給された白米弁当にて腹ごしらえ。 そして、お腹が充実したところで昼用のタックルを取り出しました。 先ずはマキエを撒いて仕掛けの考察・・・今は下げの時間帯で「SOS」方向から当て気味に入った潮が「チョンボ」方面にユルユルと流れていました。 マキエの沈降が遅いので、B負荷程度のウキを選択。 タナ3ヒロにて「SOS」方向に第一投を放り込みます・・・。 当て潮なので道糸の扱いに気を使いますが、やはり仕掛けの馴染みは悪く上手くは流せません。

時間が経過しても、ほぼ無風で潮はユルユル・・・かなり釣り易い状況なのですが、歓迎されないウオが次から次へとウキを沈めてくれました。 (´Д`;)/ヽァ・・・
状況を打開しようとあの手この手を繰り出しますが、どうにも上手くいきません。
まさにお手上げ・・・・・なので、ビールを喰らって潮替りを待つことにしました。 V(`∇´)V
時間のある余裕からか、かなり弱気な選択ですね・・・。

午前11時30分、潮はゆっくりと上げ方向(?)に変化! 当て気味に入って来ていた潮は「佐藤瀬」へとぶつかるゴンゴンの強い潮となり見るからに釣れそうな感じ・・・。
早速、仕掛けを潮に乗せてみると、潮に馴染んでゆっくりと潜航を開始しようとしたウキが一気に海中にドン! 久々のらしきアタリに興奮丸出しで大きく合わせると、確かな重量感がズンっとマスターモデルに圧し掛かりました。

潮に乗った重い抵抗を披露しながら上がってきたのは40Upのクチブト君・・・。
前半、苦戦しただけに嬉しい一尾となりました。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ
流石は潮流豊富な中ノ瀬戸・・・
潮が変わってからは仕掛けを放り込む度に大きさの大小はあるものの、順調に竿は曲がってくれて、ドンゴロスの膨らみは徐々に増していきました。


麺屋 一 (ICHI)
男女群島「女島クズレの表彰台」~「吉田のクズレ」

さて、見回りに来たブラックカイザーに乗って「古賀のスベリ」を後にした我々は、ゴソゴソと昼食の食材の準備に・・・。 その間、ブラックカイザーはハナグリ島のお客さんを回収し別の磯へと送り届けます。 そして、「yukimaruさん、行きましょう!」の声が掛かったのはハナグリ島は「石塚」を通過した所でした。 山見船長が次の磯へと選んでくれたのは、女島は「クズレの表彰台」。 本で読んだような記憶はありますが、乗るのは初めて。 何となく磯を見て回ると、ここが釣り座ぢゃ!っと言わんばかりに打たれたアンカーが見てとれました。 雰囲気から察するに底物釣り場なのでしょう。 迷う事の無い釣り座があるのですから、早速釣りを開始したいところではありますが、今遠征は二泊三日で時間タップリ。 ですので、船から下ろした焼肉セットで昼食を取ることにしました。

今回は高島師匠が用意してくれた島根牛にホルモンセット! それをインスタント炭火コンロで焼きながら、ビールを食らって、「あーだ・こーだ」 と話しは尽きません。 そして、気分もお腹も満腹になったところで釣り座に付いて釣りを始めますが、ここでの獲物は35cmクラスのクチブトのみで小さいイスズミに翻弄されまくる結果となりました。 夜は食いそうな感じなのですが、二人の気分はイスズミラッシュにて激低・・・。 結局、夕刻の見回りで磯を替えてもらう事にしました。 こんなことなら「古賀のスベリ」に留まっていれば良かった・・・。 後の後悔なんとやらですが、瀬替りの難しさを改めて痛感することになりました・・・。


山見船長が今夜の宿にと選んでくれた磯は中ノ島の東岸に位置する「吉田のクズレ」・・・。 ご存じ「吉田シリーズ」の磯の一つですが、この「吉田のクズレ」はハナレ磯となっており、これまた異様な程に傾斜しているので、とてもゆっくりと寝られそうにはありません。 しかし、帆立岩方向に流れる潮が良さげなので、釣果は期待できそうな感じでした。

時間が時間なので夜用のタックルを組み上げて、帆立岩方向に仕掛けを放り込みます・・・。 仕掛けはユルユルと瀬戸方向に流れイイ感じ。 太仕掛けに疑心暗鬼を抱きながらウキを見守っていると、太仕掛けにも関わらず、小型のイスズミがウキを沈めてくれました。 太いハリスをイスズミは嫌うハズなんですが・・・。 不思議に思ったのでマキエを打って辺りを観察・・・すると、打った方向のあちこちに波紋が見てとれました。 どうにも、イスズミの大群が集結しているようです。
明るいうちはとても太刀打ちできそうにないので、マキエをパラリと撒きながらのビールTime!
ついでに腹も減ってきたので、船から配給のあった白米弁当を食べることにしました。 今夜のオカズは、「金ちゃん焼きそば」と「サンマの缶詰」・・・。 その食材を平らげ、満腹になった頃にはドップリと日は暮れていました。
自分が「帆立岩」側に、高島師匠が「真浦」側に釣り座を構え釣り開始!
タナを3ヒロに設定して頑強無比の仕掛けを放り込みます・・・。 明るいうちは波紋が出来るくらい跋扈していたイスズミも今や就寝中なのかサシエは無傷で返ってきます。 変化の無い釣りが続きましたが、20時30分・・・海に馴染んだケミホタルの光が斜めに走ったと同時に竿に激震が走りました。 一手遅れての大合わせ! ガゴンガゴンと引きたくるウオの力は尋常ではありません。 こちらも負けじと強竿を引き絞って応戦すると、一気に瀬戸方向へと走り出しました。
「メダイ???」
訳の分からん引きにメダイを連想しましたが、そこまでの重量感はありません。 巻いては出してと一進一退の攻防が続きましたが、やっとこさ地の水道側に誘導する事に成功! キャップライトを当てて魚体を確認。 するとそこには、見事なアディダスマークが・・・ (´Д`;)/ヽァ・・・

「またコヤツか・・・・・・。」
今遠征、2枚目の60級サンノジ君。 強烈なヤリトリによってアツクなっていた身体ですが、タモに入れた瞬間、一気にアツサを失いました。 まだ一枚も釣っていない本命君・・・その存在に疑念を抱きながら、「吉田のクズレ」の海にサシエを放り込みました。

男女群島産のクロを喰らう!
男女群島「古賀のスベリ」
約63時間余りの滞在・・・普段の釣りでは考えられない長さとなりますので、ペースの配分と栄養補給が大切で、これを計画的に行わないと最後まで釣りを続ける事は難しくなります。 何事も経験ではありますが、普通より1日長い余裕を大切にして男女群島を楽しみたいものですね。
さて、釣行初日は4時間余りの睡眠を取り午前6時に起床。 ゴソゴソと寝袋から這い出し、片付けが終わったところで眠気覚ましに朝ご飯をいただきます。 食べたのは前回、その美味しさに気付いた「鮭のむすび」を使って作るサケ雑炊! 今回は高島師匠が「雑炊の元」を準備してくれていたので、持参した玉子を加えて「鮭むすび雑炊 IN 玉子」とシャレこみました。 前回の雑炊は「鮭のむすび」を煮込んだだけだったので、今回の雑炊はかなりのバージョンUP! 雑炊の元の味に玉子の栄養が加わり、その美味しさ・温かさは格別のモノでした。

身も心も温まったところで昨夜の釣り座に戻り釣りを続けます・・・。 東の空がうっすらと明るくなっていますが、まだまだ暗い海・・・光量の落ちたケミホタルと共に仕掛けを放り込むと、今が朝マヅメ! ・・・っとばかりに良型のオナガが仕掛けを引っ手繰って行ってくれました。 連発する獲物にドンゴロスは既にスタンディング・・・潮の動きはよく解りませんが、釣果だけで考えると、この磯の一撃必殺のポテンシャルはかなり高い感じ。 どんな磯なのか?・・・明るくなるのが待ち遠しい思いで釣りを続けました。

午前7時過ぎ 明るくなったところで「古賀のスベリ」の磯の全貌が明らかに・・・。 磯の周辺は起伏の激しい数々の沈み瀬でガッチリと守られ、その瀬の間を所狭し! ・・・っとばかりに下げの激流がヨレや湧き上がりを伴って「帆立岩」方向に流れていました。 なるほど・・・この沈み瀬のおかげで夜の間は根掛かり頻発。 なので、この本流の激流筋が解らなかったのですが、今はハッキリと見てとれます・・・。

このド・本流を流さない手はない・・・って事で、タックルや仕掛け類は変えずに流してみることに。 狙いを定め、少々の遠投を施して流れのド芯にウキを置いてみると、今まで何してたの? ってな感じでゴンゴンと仕掛けは流れ、リールのスプールからはスルスルと道糸が引き出されました。 スプールを指の腹で押え、適度なテンションを掛けながら道糸をコントロール。 すると、明らかに違うチカラで道糸がスプールから引き出されました。 「すわっアタリ!」 大きく竿を起こし、2度3度大合わせをくれてやって戦闘開始! 腰矯めに構えた竿は天下無敵の5号竿! 激流の抵抗と相まってかなりの引きを披露してくれますが、我が腰に構えた夜用タックルの敵ではありません。 最近、新調したレマーレのパワーに任せてゴリン・ゴリンと巻き取って、磯上にブリ上げたのは激流で鍛えられたであろう、スマートな体躯のオナガでした。

午前8時過ぎ・・・ブラックカイザーの見回り時刻。
ドンゴロス一杯となった釣果を船に預け、代わりに昼用のエサと必要量の飲み物を下ろしてブラックカイザーを見送ります。 今からがDay Attackの開始。 不要になった夜用のタックルをロッドケースに納め、昼用のタックルを取り出して仕掛けの考察に試案六法ホトトギス・・・。

釣るポイントは目の前にある激流・・・オナガが十分に狙えるのでラインは4号、そして、ウキの浮力は関係なさそうなのでグレックスの00を選択しました。 ハリスの直結部に3Bのナマリを打ち、タナを3ヒロに設定して仕掛けを放り込みます。 数メートル流れたところでウキは激流に揉まれて潜航を開始・・・スプールからパラパラと出ていくラインを見守っていると、一気にラインが走りました。

上がってきたのはオナガならぬクチブト君。 オナガを期待していたので少々のガックリコンは否めませんが、この激流の中はクチブトの大群が巣食っているようで、その後も型は小さいながらも順調に竿は曲がりました。 干物用の小型のクチブト10枚をキープし、その後は釣ってはリリースの繰り返し・・・。 サイズUpを目論んで、タナを変えナマリの大きさを変えて激流の中を探索しましたが、良型と言えるようなオナガが喰ってくる事はなく、お昼の見回り時刻を迎えました。
ここで、この磯に居残るか替わるかの選択となるのですが、前下がりの足場を歩くのにも疲れたので「古賀のスベリ」の撤退を決意! 荷物を纏めてブラックカイザーを待つことにしました。

男女群島二泊三日の旅・・・
予約した水曜日の時点では8名と聞いていたのですが、日曜日からのの好天に釣られたのか、はたまた奥様の話術にハマってしまったのか、集まったお客は六十数名に膨らんでいました。

当日の出船は折り返し運転となるブラックサムソン、ブラックヘラクレス、ブラックカイザーの3船。
お客はそれぞれの船に分かれて乗船する事になるのですが、我々、二泊三日組は山見船長の操船するブラックカイザーでの出港となりました。

15時30分 田平港を出航。 船尾のベッドで微睡む事3時間30分余りで男女群島に到着。 山見船長は「上の赤瀬」から瀬着けを開始し、その後は水道筋を中心に展開します。 「SOS」、「荒磯かぶり」と名だたる名礁にお客を下ろし、私の名前が呼ばれたのは中ノ瀬戸のド・真ん中!
山見船長がカイザーのホースヘッドを押し付けたのは「古賀のスベリ」という磯でした。
初の上礁となるので、山見船長のアドバイスのとおりに釣り座を選択・・・。 お神酒を捧げて早速、夜釣りを開始します。 頑丈一番に組み上げたヘビータックルを夜の帳がすっかりと降りた海に放り込みマキエをパラリ。 狙うタナは竿1本少々・・・見えない釣りの中、強烈な速さで当ててくる潮に疑念を感じながら仕掛けを打ち返していると、瀬際を漂っていた蛍光色に光るケミホタルがピューッと海中を走りました。

上がってきたのは良型と言えるクチブト君・・・。 昼用のライトタックルなら楽しめたのでしょうが、夜用タックルを困らせるような相手ではありません。 「クチブトが先・・・?」
チョイとガッカリ感はありましたが、ハリ掛かりの位置が気になったので、タナを上げて再び夜の海に仕掛けを放り込みます。 すると次は40cm後半のオナガが流星のようなアタリで竿にドン! ガゴンガゴンと引き回りますが、こいつも今夜のタックルの敵ではありません。 力で捻じ伏せ、磯のスロープを利用してズリ上げました。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ
タナの調整が功を奏したのか、それからの一時はオナガが連発・・・23時にはタモ出動となる52cmのオナガが食ってきてくれました。

「古賀のスベリ」 夜なので潮や瀬の状況は全く解りませんが、魚影はかなり濃いようで・・・
オナガ・ラッシュが終わりかけた頃、60はありそうな三ちゃんが襲来! 我が二の腕を乳酸まみれにしてくれました。 (´Д`;)/ヽァ・・・

何かしらのウオは釣れてくれる良い磯なのですが、欠点はその足場。 前下がりの傾斜が徐々に足の力を奪っていき、事務所に帰って座り込む時間が増える事に・・・。
今回は二泊三日の長帳場・・・釣りの時間配分が完遂のキモとなるので、最近の定番である「鍋焼きうどん IN 玉子」を食らって少し休むことにしました。

午前2時・・・寝袋に入って空を見上げると、漆黒の闇にちりばめられた星が睡眠への扉を優しく開けてくれ、いつしか意識不明に・・・。 目が覚めたのは4時間後の午前6時でした。
