無い竿・・・・・
「父さん、これでアテンダーⅡを買いんちゃい! 誕プレだよっ!」
・・・と「日本銀行券」の入ったお祝袋をくれました。 w( ▼o▼ )w オオォォ! アリガトゥ!
実物を探しには行ったそうですが、よー解らなかったとの事・・・。
以前、「アテンダーⅡが欲しいのぅ・・・」 そう言った事をずっと気にかけてくれていたようです。
半ば諦めていたアテンダーⅡですが、娘の好意を無駄にする訳にはいきません。
早速、欲しい号数である1.75号と2号をリサーチ! しかし・・・・・
何たるかな・・・値上げに加えて最長で半年待ちだそうな。 (ノД`)ハァ
か〇や釣具では秋頃と丁寧に言われ・・・有名通販店でも1ヶ月先から半年先くらいと訳の解らん回答をいただき・・・ この竿は受注生産品かい! ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!
3月には岡山と鳥栖で展示予約会があるという。
そこではこの竿を監修した御大が 「この竿はエエぞ!」 っと吼える事でしょう。
そして、それを聞いた聴衆は竿を持ち、その曲がりの美しさにハァハァと息を荒げながら徐々に物欲の権化と変わっていく事でしょう。 そして、会場の隅にあるテーブルに赴き、 「予約します!」
・・・となるのですが、返る答えが 「では半年後に!」 「はぁ???」
物欲の権化と変わってしまった人達はどうやって 「その気」 を静めるのでしょうか・・・。
これはある意味・・・・拷・問で・す・ね。
「がまかつ」さん ・・・・ 娘の気持ちに応えるためにも、早なる改善を求めます。

松飛 BB-3B
その際に活躍してくれたのが、松飛別作のBB-3B。 軽い仕掛けがもてはやされる昨今、時代を逆行するようなヘビーなウキですが、使い方を誤らなければ潮流の変化やクロの反応をこと細かに伝えてくれました。
今回、BB-3BとBB-4Bを購入!
長所と謳われている「塗装の弱さ」のおかげで男女で1日使うと塗装がボロボロに・・・。 (´Д`;)
補修はしましたが、予備が必要と考え追加購入の運びとなりました。

「ウキは使い慣れたモノなら何でも良い。 」
小里名人のコラムで読んだ一文ですが、私も最近はそう思います。
流行に任せてウキのコレクションに勤しんだ時期もありますが、やはりいつかは落ち着きます。
ちなみに、最近の私は・・・
「ウキはナマリが背負(しょ)えれば何でもイイ!」 ・・・っとなりました。
おかげで、ゼロゼロは使えず・・・です。

道糸のメンテ
年々、身体とヤル気の接点が合いません・・・。 困った事です。
・・・で、今日は天気も良くヤル気も出たので道糸のメンテをしました。
先月の男女遠征に使用したヤツですが、スプールがかなり余ってるでしょ。

実はクチブトを掛けた際、ウキから30m余りの所でリールとラインのトラブル発生!
巻くに巻けずの状態となったので、現場では道糸を切り繋ぎ直して急場を凌いだのですが、家に帰ってカットしてみるとあまりに中途半端。 1回しか使用していないので、新品に巻き換えるのは惜しいし・・・。 結局、下巻きを30m程足してキチンと巻き直しました。
これで次回の遠征にも使用可能! やはり3回は使わないとね・・・。
私の知り合いには新品の150mラインを半分ずつ使用している人がいます。
釣行毎に10m程度切っても1スプールで6回使える・・・っと言ってました。(笑)
面倒なので実践してなかったのですが、次回からは私も採用しようと思います。
やはり、セコいとこはセコく・・・ね。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ

スープカレー「ガラク」

目的地が札幌市ですので、新千歳空港駅から快速エアポ-トに乗り込み、席を確保したところで売店で買ったサッポロクラシックって名前の北海道限定ビールを早速、プッシュン!
ホロ酔い気分を堪能する間もなく札幌駅に到着しました。

目的地はススキノにある有名カレー店!
ですので、札幌駅の地下歩行空間を迷いながら歩きまくり・・・。 (´Д`;)/ヽァ・・・
何とか地上に出た時の空気の冷たさにはビックリしました。

スマホのナビを頼りに店を探す事十数分・・・やっと見つける事ができました。
噂には聞いてましたが、これがナカナカの行列! 普通なら諦めるところですが、歩きまくり後だったので、休憩を兼ねて待つ事に・・・。
そして、待つ事40分余り・・・やっと店内へ案内されました。

私が注文したのは・・・「上富良野ラベンダーポークの豚しゃぶと7種きのこの森」ってカレー。
ライスも提供されますが、スープカレーですのでご飯にかけては食べません。
ご飯をスプーンで掬いスープにつけていただきます。

腹減り状態で長い時間を待つ間、スパイスの臭いをタップリと嗅がされた脳には反則の一品!
美味いのなんの・・・ こんなカレーがこの世にあるのか・・・ w( ▼o▼ )w オオォォ!!

デッカイ人参がドカっと存在感タップリに乗せてありました・・・。
さすが北海道! 何もかんも豪快ですね。 V(`∇´)V
さて、この「ガラク」のカレー・・・単価高めのカレー料理ですが、カレーの概念が変わります。
どんな食べ物も美味しい北海道ですが、ここのカレーは絶対に食べておきたい一品!
ボリュームがありますので、お昼の早い時間がオススメですよ。

男女群島「大敷網の北の角」
関係各位には連絡などなどが遅くなり申し訳ありませんでした。m(__)m
いや~寒い季節、寒いところに行くのはナカナカ良いですね・・・。
いろいろと心の勉強になりました。
ほとんど食ってばかりでしたが・・・・・折々、紹介したいと思います。 V(`∇´)V
さて、画像は1月の男女群島遠征で乗った「大敷網の北の角」(おおじきあみのきたのかど)。
以前、北西ビュービューの時、この磯の反対側にある「大敷網のカブリ」には乗った事がありましたが、「北の角」は今回が初めての上礁・・・。
ワンドに面した奥まったところにあるので、人気のある磯ではありません。
ブラックカイザーの山見船長も一度はここを通り過ぎましたが、「二重鼻」方面に空いた磯が無かったため、仕方なくホースヘッドを押し付けた感じの磯です。
しかし、カイザーのポーター曰く・・・「みんな嫌うバッテン、食う時はよー食うっちゃねー!」
たしかに当日は食う時だったのか、よー釣れました・・・。

↑ 黄色〇印がフナツキ・・・
↓黄色〇印が「中山」方面

ワンドに面しているだけあり、潮はトロトロとあっちに行ったりこっちに行ったり・・・
しかし、そのまま流れ続ける事はなく・・・何処かで止まってくれました。
面倒な潮ですが、考え方を変えるとそこがマキエの溜まるポイント。
夜釣りでは磯際1m前後の潮が止まる場所でオナガ・クチブトが食ってきてくれました。
昼釣りは潮の流れが見えますが夜釣りは全く見えません。 ですので、ウオが一度当ってきたポイントをしっかりと把握する事が数を伸ばすキモになります。
ちなみに、ワンドの奥がプチ水道になっており、ここも良いポイントだと船長が言っておられました。
デカバンはここで出るそうなので、私もやってはみましたが当日は不発・・・。
次回、乗る機会があったらば、じっくりと攻めてみたいと思ってます。

最後の〆は札幌ラーメン!
男女出港前の風景
ブラックヘリオスとブラックカイザーの前には、ざっと60名余りの人が集まりました。
実はこの数時間前に30数名がヘラクレスをチャーターして男女入り・・・。
つまり、この日だけで100名余りの釣り人が男女群島に遠征した事になります。
凪ならイイのですが、当日は生憎の大シケで島の半分しか使えません・・・・・
早い者勝ちで磯を取るのは必定なので、乗れる磯はあるかいな・・・不安な話題は出港してからも尽きませんでした。 結果、最後に出港したブラックカイザーは磯を探して彷徨うことに・・・。

他船との競合なら仕方の無い事ですが、同じ渡船だと思うとチョットやり切れません。
釣れたから良いようなモノですが、ボウスでも喰らった日にゃ、複雑な思いが交錯した事でしょう。
紙一重。 ホンマ危ないモンですね・・・。 w( ▼o▼ )w

男女群島産「クロの干物」
今回も男女群島で釣った干物用の小型のクロ10枚で作ってみました。
小型とイってもそこは男女群島・・・35cmはありますので、頭を落として2枚下ろしで作成。
頭を付けた背開きの方が出来上がりの型はイイのですが、こうせんと干し網のスペースがやれんのです。 今回はmamaの経験則により塩分量7%にて味付け。
かなりイイ感じに仕上がりました。



そのお味は・・・・・ ψ(`∇´)ψ ケケケッ
ホックリホコホコとした身の味は塩焼きとは全くの別物! 薬味に柚子胡椒を合わせると、上品な白身の味をベースに更に奥行きができて超・絶・美・味! お酒にもご飯にも最良の友となる「焼き物」となりました。 塩と天日と空っ風・・・最高の調味料ですね。
今回はあちこちに散らばってる娘達に送ってやりました。
皆、魚好きなのでギャーギャーと追加の催促がくる事でしょう。
なので・・・・・
「食いたかったら帰って来い!」
こう言ってやるつもりです。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ (笑)

武雄北方チャンポン
男女での教訓
これはクロ兵衛さんとも意見が一致しましたので私だけの感性ではありません。
・・・で、次回の遠征に備えて早速、購入したのが ↓


ナンガの寝袋・・・です。(笑)
現在、使っている寝袋もダウン製ですが、常用温度が0度~。
これでも今までは寒くなかったのですが、今回はキツかった・・・。
経験ある方はお解かりでしょうが、寒くて寝れない寝袋ってのはホンマ最悪です。
今回の一品は-11度~で厳選したホワイトダックダウン使用で日本製が謳い文句!
袋から出した時はペッタンコですが、次第にもの凄く膨れます・・・。
本格的な雪山でも泊まれる製品ですので、これなら男女で寝れない事はないでしょう。
釣具なんて、どれを使っても大した差はありませんが、防寒用具には気配りが必要。
特に就寝用具は大切って事が今回の遠征で初めて解りました。
苦い経験をしないと釣り道具ばかりに目がいって解らんもんですね・・・。
寝袋選びは難しいですが、-6度以上に対応できる良い物を選びましょう。

男女群島 最終日
さて、そんな折ですが、HP「うちの玄関」男女群島コンテンツに対してご感想をいただきました。
HPを参考にして初めて男女群島に行ったという方、10数年ぶりに行く気になったという方、また、装備一覧が参考になったと言われる方・・・などなどたくさんのご意見です。
趣味で始めたHPの内容が皆さんの参考になり、男女群島というフィールドに釣行する背中の一押しになったという事実はHP管理者としてこれ以上の喜びはありません。
ご意見を下さった方々、ありがとうございます。
1999年4月に開設した「うちの玄関」はサーバーの関係で今月末で閉鎖する予定です。
思えば山陰高島を始めて紹介した事による論争やBBSでの炎上など色々な事がありました。
HPの閉鎖は自分の生活の一部が無くなるような感じで寂しい気もしますが、ブログ「道楽三昧」は今後も続ける予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

■ 男女群島 最終日
ブラックカイザーの見回りは午前8時30分・・・
朝からの釣りは順調で、その時刻にはドンゴロスも何とかスタンディング状態となっていた。
山見船長:「釣っとんね~。 それなら居ったがヨカよ~。」
海は折からの風で大シケ。 そして、空いたヨカ磯も無いらしい。
考えて見ると、今からブラックサムソンが日帰りのお客を連れてくる・・・。
益々、磯はナッシング・・・・・。 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
今回も瀬替り無し?・・・降り続く雨の中、そんな事を考えながら釣りを続けた。

午後12時前・・・ブラックカイザーの見回り時刻。
海況などは聞くまでもなく、船長は「替わる?」とも聞いくれない。
海の状況に好転なし・・・・・
ほぼ無言のまま、追加のエサと食料を船から下ろし、離岸するカイザーを見送った。
せめてゴージャスな昼食を・・・いつもの焼肉セットを今回も用意。 急いで張った雨避けのシートは強風を受けて今にも飛びそう・・・とてもゆっくりと食べる暇はない。 余裕の無い食事は嫌いであるが、この状況下では仕方なく、クロ兵衛さんとバタバタと焼肉を突っつき、再び釣り座に戻った。


仕切り直しでの釣り・・・釣れてくる魚は男女サイズが釣れたと思えばコッパサイズも上がってくる。
そして、和歌山県で珍重されるらしい「イガミ」ってウオも食ってきた。
満足とは言えぬものの、今の状況としては最良と思われる昼釣りを楽しみ、ドンゴロスは次第に膨らみを増していく・・・。 そして、本日最後となるブラックカイザーの見回り時刻を迎える事になったのだが、ここでクロ兵衛さんと思案六~法ホトトギス!
雨は止んでいるが、止んだ副作用で風は猛爆状態。 ウサギが飛ぶような生半可な状態ではなく、竜巻を伴って上がる水柱! まるで釣りビジョンの「伝心伝承」で見る鵜来島状態なのである。
そして、身体はというと、雨に打たれ続けた後の風・・・想像するにドンゴロスの中てきな感じ?
寒くて冷たくて・・・なのである。 (ノД`)ハァ
選択肢は3つ・・・「ここに留まるか」、「風裏に瀬替りか」、「カイザーホテルに泊まるか」。
「風裏はあるばってん食わんよ。ここに居ったがヨカ。雨も今夜はパラツク程度バイ!」
・・・っと山見船長。
そう聞き、「・・・なら留まるか~!」 って事になり、この磯での継続が決まってしまった。
弁当を受け取り、ブラックカイザーを見送る。 「朝の4時に来ます!」
そして、昼のタックルから夜のタックルへと持ち変え、今遠征2回目の夜釣りがスタート。
1日中撒き続けたマキエが効いているであろう海にかなりの期待を込め釣りを続ける・・・が、残念ながら食ってくるのはウツボに赤マツカサにフエフキの一族。 寒さと強風に心は再びポッキンと音をたてて折れ、早々に寝袋の住人となってしまった。 Zzzz・・・

午前2時・・・昨夜に続いて寒さで覚醒。 風は相変わらずのビュービューで、よーく見ると何やら妙な物体が空を舞っている・・・。 「雪???」
とても眠れそうにないので寝袋を片付け、事務所に座り込む。
残った最後の日本酒をストーブで暖め、一気にゴックン・・・少々の暖を取ったところで昨夜の釣り座についた。 光量の減ったケミホタルを交換、暗い海に放り込む・・・。
ウキに反応がないまま、サシエが取られる事数回・・・タナを一気に上げての打開を試みる。
すると、馴染んだケミの光がゆっくりと海中に・・・。 w( ▼o▼ )w オオォォ!!
「うおぉぉりゃぁ~!」 合わせをくれてやると確かな重量感が竿に圧し掛かった。
ガゴンガゴンと引き回るウオ・・・しかし、この頑丈一番のタックルを翻弄する大きさではなく、やがて水面に浮上しバチャバチャとヒレを叩く事に。
せぇーのーぅ・・・で磯上にブリ上げたのは40cmは超えるクチブト君。
久々の獲物に思わず寒さを忘れてしまった。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ

午前4時・・・煌々とした灯りを灯してブラックカイザーがやって来た。
結局、夜釣りでは同寸のクチブトを1尾追加したのみ・・・
たった2枚の少ない釣果を船にあずけて、暖かい弁当を受け取る。
「回収は8時30分ね~。」 山見船長はそう言い残し、中山方面に走り去って行った。
喧騒の後の静寂が訪れ、残り時間が釣り座に着く事を促すが、取り合えずは暖かい弁当で腹ごしらえ。 腹を満たしたところでクロ兵衛さんはフナツキに戻り釣りを再開・・・。
私も暫く休んだ後、釣り座に戻ったが本命のアタリは遠く、久々の本命を手にした頃には辺りは白々と明けていた。 タックルを交換する時間はないので、頑丈タックルのまま釣りを続ける。
「こげな太いハリスで食うかいのぅ・・・???」
不安はあったが、そんな心配、男女にゃ無用 ・・・っとばかりに魚はバンバン食ってくる。
「スレてないのね・・・。」 V(`∇´)V

結局、10枚あまりのオナガ・クチブトを釣り上げて納竿・・・。
磯を洗い道具を片付けてクロ兵衛さんと談笑していると午前8時30分、ブラックカイザー来磯!
2日間お世話になった「大敷網の北の角」を去る事に・・・。
「ホンマ寒かったのぅ・・・」
2年ぶりにお会いする名古屋のMさんとホースヘッドで談笑しながら次の回収のお手伝い。
何人かの回収を手伝った後、アウターを脱いで船尾のベッドに転がり込むと暖かい毛布がお出迎え・・・。 腰の痛みを実感しながら横になり目を瞑ると即・爆睡!
物音に気付いて起きてみると、ブラックカイザーは田平港に接岸中だった。
