男女群島再遠征VOL2
なんといっても大潮の満月といえば狼男でも変身するというシチュエーション。
アホみたいな巨なオナガが徘徊してもおかしくはないだろう。(笑)
放り込んだ仕掛けは左からのサラシによって押し出された後、沖に出て行く潮に引っ張られてズンズンと出ていく。 潮馴染みといい、流れ方といい状況はかなり良さげ・・・しかし、待てど暮らせどアタリはなくサシエも無傷で返ってくる始末。 アタリの無い夜釣りほど辛い釣りはない・・・。
持続していた集中力も徐々に欠落し始め、ヤル気は急降下・・・。
このままでは寝てしまいそうなので、気分転換を兼ねて夕食を摂る事に。 V(`∇´)V
暖かい「金ちゃん鍋焼きうどん」 IN玉子 をガッツリと戴き栄養補給!
身体の隅々まで暖かくなったところで再び釣り座についた。
今度は潮に逆らい磯際を重点的に狙ってみる。
4ヒロ強取ったタナを磯際にキッチリ引き付けてアタリを待っていると、シブシブに馴染んでいたケミの光がユラユラと妖しく海中に入っていった。
「アタリか???」

疑心暗鬼を抱きながら竿を起こして合わせてみる・・・すると、ウオからの反応が返ってきた。
ガゴンガゴンと引きまくるが、こちとら5号竿に10号ハリスである。
優しいヤリトリなどは全く無用! 唯一の不安要素は口切れだけである。
問答無用とばかりに無理やり浮かせて磯上にブリ上げた!
鳥島は中岩の高台もどきのヤリトリである。(笑)
ビトンビトンと跳ね回るウオ・・・。
汚いタイドプールに落ち込むのを寸前で止め、ライトで魚体を確認!
それは50cmは優に超えるオナガグレであった。
