THE 竿立て!
自家製蒸し料理
解禁間近!しかし・・・
松山を買ってみた!
おそらく、日本で一番高価なウキではなかろうか・・・。
普通なら新しいウキを買ったら即、使ってみたくなるもの。
しかし、このウキを手にすると・・・使いたい反面、気が引けてしまうのも事実。

高価ゆえに・・・と思われるだろうが、そればかりでもない。
品の良い塗り、掌に乗せた時の低重心バランス、シモリ玉がギリギリ入る穴径、遊動なのに固定化・・・。
探せば理由はたくさんある。
書斎に飾っておくウキ・・・そんなウキが存在しても良いような気さえしてくる。
自分には、この松山を海に放り込める日が来るのだろうか・・・・。
まぁ、エギングロッド+ウキ・パラは必須だろうな・・・。(笑)

釣りにおける「スミイチ」・・・
五島列島での産卵を終え、体力の回復を計りながら、ここ高島に回遊してきた、とある一派の長である。
仲間、二十数匹と共にやって来たのだが、数匹は途中に立ち寄った磯で人間に釣り上げられてしまった。
通常の体力なら逃げ切れたのかもしれないが、いかんせん産卵直後である。
体力不足により十分な戦いが出来なかったようだ。
さて、ここ高島・・・潮流が豊富で水深があり瀬の居心地は我々好みとなっている。
島をぐるっと一周してみたが、特に西側の潮質が良く隠れる場所も多い。
食料のオキアミにも困らないし、太ハリスと大きなハリを使うカゴ師が多いので、間違ってもハリが仕込まれたオキアミを食う事はないだろう。初めて回遊してきた海域であるが、とても住みやすい所であるな。
しかし、梅雨入りが近くなった最近、オキアミと配合薬を操るフカセ釣り師が多くなってきた。
経験の少ない若い衆は、この配合薬の臭いに弱く、ついついハリの仕込まれたオキアミを口にしてしまう。
ハリの仕込まれたオキアミを口にした場合、一気に飲み込んで歯でハリスを擦り切るか、圧倒的な尾ビレの力で釣り人の力量に打ち勝つしか逃げる方法はない。
かつてはエラの刃でハリスを切っていたのだが、今はそれも出来なくなった・・・。
とどのつまり、ハリの仕込まれたオキアミは絶対に口にしてはいけないのである。
生オキアミと配合薬が磯の近くにある時は天敵がいる・・・口を酸っぱくしてそう教えてはいるが、経験の少ない若い衆が多く、このままでは我輩の一派は来年の産卵まで生き残れないかもしれない。
今更、海苔は食いたくないし、安心して生のオキアミを食う方法はないものだろうか・・・。

さて、今日の昼飯場は「イワグチ」と呼ばれており、我々が好む磯のひとつ。
今は午後1時30分・・・今日も一人の釣り人がやってきてオキアミを撒いている。
水深5mのところで様子を伺うと・・・落ちて来たオキアミは好物の生! それも配合薬入りだ。
ボイルも混じってはいるが、これは暴君ヒラソが拾うだろう。
潮はゆっくりと上げているので、昼飯を食うには良いコンディションである。
問題は若い衆がハリの仕込まれたオキアミを冷静に見切れるかどうかだ・・・。
不安を感じながら落ちてくるオキアミを食べていると、釣り師の使う「ウキ」なるものが投げ込まれてきた。
実はこれがクセ物・・・。
これが投げ込まれるとハリの仕込まれたオキアミが必ずその下方に存在するのである。
ハリの仕込まれたオキアミは年相応の目でよーく見ると、沈み方や漂い方が他のオキアミとは違うので解るのだが、配合薬に脳をやられた経験の乏しい若い衆にはその判断がつかない。
ハゲ一族がいてくれれば、ハリを剥き出しにしてくれるので助かるのだが、いつもいる訳ではない。
そうこうしているうちに、抑えの効かなくなった体長42cmの若い衆が手当たり次第にオキアミを食い始め、
1つのオキアミめがけて猛突進!
「待てっ!!!」 しかし、彼の食い気を制する事は出来なかった。
彼はオキアミを口に入れた瞬間、違和感を感じ吐き出そうとしたが、不運にも何かがクチビルに引っ掛かってしまった。 そう・・・それは、ハリの仕込まれたオキアミだったのだ。
彼は自由を抑制される得体の知れない抵抗感にビックリして海底の隠れ家に逃げ込もうとするが、強烈な力によって上に引っ張り上げられている。
真下は無理と判断したようで、潮下側にある休憩所に逃げ込もうと全力で尾ヒレを振るが、自分の力が仇となり徐々に海面近くに浮かされてしまった。
尻尾を咥えて引っ張ってやりたい・・・が、悲しいかな我々の口はそんな構造に出来てはいない。
海面近くに行っても諦めず、何度も潜ろうとしているのだが 「タマ」 なるものに捕まってしまった。
あれに捕まっては逃げる事叶わず・・・また一匹の仲間を失う事になってしまった。
途方にくれていると、数匹の若い衆が狂ったようにオキアミを食っている。
上げの潮が勢いを増し、彼らの食欲中枢を刺激しているようだ。
まだ「ウキ」は落ちてこない。 冷静に食え!っと諭すのだが、彼らは無我夢中で聞き入れてはくれない。
このままでは、どんどん仲間が減ってしまう・・・。
そこで、我輩は、投げ込まれる「ウキ」の下にある「モノ」を見切る事に・・・。
潮下に流れていったオキアミの方が美味いぞ!・・・っと仲間を騙し、「イワグチ」の前から仲間を追いやる。
そして、我輩は放り込まれた「ウキ」の動きと、その下にある「モノ」の特性をゆっくりと観察した。

「なるほど・・・だんだんと読めてきた。V(`∇´)V」
今の潮流では、ハリの仕込まれたオキアミが他のオキアミと同化するのにかなりの時間がかかっている。
「ウキ」が放り込まれ、その先にあるハリの仕込まれたオキアミが他のオキアミと同化するまでの時間を見切り、それまでに撒かれたオキアミとそれ以後に撒かれたオキアミを食えば問題はないはずだ!
潮下に行っていた仲間が帰ってきたので、その事を伝えて同化するまでの時間を教える。
「怒られずに安心して美味いオキアミが食べられるなら・・・」
薬で頭をやられた仲間も、なんとか理解してくれ、皆で安心して撒かれたオキアミを頬張った。
とにかく時間を・・・そして、タイミングを守って食いまくった。
午後3時・・・我々は腹を満たしたので、次の磯に向けて回遊する事に。
今日、来た釣り人・・・道具にyukimaruと書いてあったが、スキルの低いヤツで助かったな。
仲間を1尾失ったのは残念だが、悔やんでも仕方ない。 これを次への教訓とし、皆で学んでいこうと思う。
おい yukimaru!・・・リベンジに来るならオキアミ10枚は持って来いよ! 遊んでやるから!(笑)
一投目で本命をGetするも、その後はサッパリ・・・。
今月、「イワグチ」で2回も経験した 「スミイチ」 であるが、実はこんな話があったらしい・・・。(笑)
道理で上手くいかないハズだ・・・。
「スミイチ」の内容については 「うちの玄関」 にて・・・

高島に釣行!
プロサミット!
常温でフッ素コートが出来る唯一の商品・・・っというのが謳い文句になってます。

道糸のコーティングが主な使用用途になっていますが、竿のコーティングやファスナーにも使えます。
水を強烈に弾くので、雨の日のアウトガイドロッドの強い味方に・・・。
主に竿のワックスとして昔から使っていますが、一度使うと病み付きになりますよ。
欠点は滑りが良すぎて元竿に使えない事・・・そして、何処にでも売ってない事でしょうかね。
そうそう、タモの柄に使うとGoodでした。
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PROSUMMIT (プロサミット)
製造元 大原商事株式会社
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「うちの玄関」に釣り日記をUpしました。 興味のある方は読んでみてくださいませ。

「ボッコウ」、「カサゴ」、「ホゴメバル」
「イワグチ」のメバル君・・・
暴君のたまご・・・
ガラムをふりかけてホイル焼きにして、いただきました。
イサキの子も美味しいですが、ヒラソの子もナカナカ美味!
最近は産卵期のおかしい固体が多いと聞きますが、ヒラソは春~夏が産卵期と言われていますので、
今なら適頃といえます。

次はいつ釣る事ができるだろうか・・・。
風変わりな釣り日記を 「うちの玄関」 にUPしました。 興味のある方は、読んでみてください。

速パラ・・・
早速、立ち寄った釣具店で購入した。
すると、ウキトリパラソルの横に「速パラ」なる物を発見! (By釣武者さん)
道糸とパラソルを素早く接続できる一品らしい・・・。

説明書には 「ウキトリパラソルを素早くセットせよ!」 っと書いてある。(笑)
使わない事に越した事はないが、今からの季節はフグやウスバに悩まされる事だろう。
ウキを食われる前の予防策・・・。

問題は接続強度! 投げる度にウキトリパラソルだけが飛んで行ったらシャレになりません。
説明書を読み、結んで引っ張ってみましたが、簡単に解けるようなモノではありませんでした。
二重にした道糸をフックに引っ掛けて巻き付けるだけなのですが、強度は十分のようです。
5秒もあれば、パラソルを投げる事が可能でしょう。
あると便利な一品かも・・・。

久々の高島釣行!
ブラックストロンガー
上五島「帆揚瀬」
鵜沢VS松田?
さて、先月末に発売された某釣り雑誌のコラム・・・。
鵜沢名人はTVで放映されている細糸での60オナガ釣りの事を書いておられた。
よい事が書いてあったわけではなく、どっちかというと批判・・・。
以前も同雑誌に細糸でのオナガ釣りを批判するような文を書かれていた事があった。

TV、細糸、60オナガ・・・こう来れば言わずと知れた松田名人の事を想像してしまう。
こうなると、二人は仲が悪い?! どうでもよい事だが、そう思えて仕方ないのである。
松田名人の味方をする訳ではない。 しかし、私には批判する文が醜く思えた。
細糸反対なら太糸でもいい・・・同じフィールドでデカイのを釣ってTVで見せてもらいたいものだ。
メーカーを代表する筆頭テスター!
その個性の強さ故に仕方の無い事かもしれない。
二人ともクセが強いもんね。 仲良くせい!って方に無理があるのかも・・・。
でも、2人のファンとしては、あまり見たくないコラムだった。
辛口もイイけど甘口もタマには良いのでは・・・鵜沢さん。 ψ(`∇´)ψ
