3月の男女群島~その2
どこぞのスーパーステージへ瀬替りする目論見でしたが、敢え無く撃沈。
この磯に居座る事に決めました。

朝の見回り時、食料を全部下ろしてスタミナ補給.....。
今回も高島師匠御用達のシャトーブリアンと牛タンを楽しみます。

スタミナを補給し元気が出たところで、昼釣りを再開。
満足のできる型ではありませんが、腹パンのクチブトグレが竿を曲げてくれました。
昨夜の事を思うと昼オナガの期待度も高かったのですが、残念ながら昼オナガはノーヒット.....夜に期待となりました。

夕刻には風も波も落ちて海況はかなりイイ感じ。
東磯に展開していた釣り人も今夜の宿にと「南風泊」周辺に来るようになりました。
サラシも風も無く、今夜はかなり釣り良い感じ.....V(`∇´)V
期待に胸を膨らませながら、昼タックルから夜タックルへと持ち替えます。

昼のマキエが効いているので、マズメ時からの激震を期待していましたが残念ながら不発。
オナガのアタリを捉えたのはすっかり暗くなってからでした。
3ヒロに設定したタナが取れ、仕掛けが馴染んだ途端、マッハの速度で海中へ。
ビックリ半分で竿を起こしましたが、この手のアタリはババタレの確立8割強....(笑)
逃げてもかまわんっ!.....のヤリトリとなりました。
ガゴンガゴンと引き回るウオ.....それに対して、「うおおおぉぉぉりゃあぁぁ~」 での応戦。
けっこうな引き味を披露してくれましたが、我が手にあるのは、がまかつの誇る鬼竿....その強烈な反発力に屈したウオは水面上でハネを叩く事に。タイミングを計り呼吸を整えて磯上へブリ上げたのは50オーバーのオナガグレでした。

その後もポツポツとオナガの反応を拾い、久々となる 「デカバンオナガ」 も登場!
昨夜より数は伸びないものの、型で大満足の夜釣りとなりました。

すっかり凪いだ「有田奥」の磯。
寝るところも豊富で足場も良く、再訪したいと思える磯でした。
あのシケの中、この磯を案内してくれた前田キャプテンに感謝の遠征となりました。
来シーズンはもっと早くに..... w( ▼o▼ )w ガンバルンバ!


3月の男女群島
旬の時期を逸した感は否めず、海のご機嫌もナナメでしたが、今しかない....って事で遠征を決行!前田キャプテンの操るブラックヘラクレスに乗り込みました。

13時30分、ヘラクレスは田平港を出港!
けっこうなウネリが残る中、約3時間少々で男女群島に到着。
風が強く海の状況が悪いので、てっきり東側の磯だと思っていたら、我が順番になったところで、男島の西側に転進!「有田瀬」の先端を回り込んだ所で暫しの間、監視モード。
どの磯も白波を被り何処に降りるんや.....って状況でしたが、ブラックヘラクレスは静かに前進、ホースヘッドを押し付けた磯は 「有田奥」という磯でした。
「yukimaruさ~ん ここで釣れんなら、どこ行っても釣れんバイ.....(笑)」
きっちりとキャプテンからプレッシャーをいただきました....

明るいうちに毎度の儀式を終わらせて、頑丈一番の鬼タックルを組み立てます。
そして、夜の帳の下り始めを契機に夜の部を開幕。

時折押し寄せてくる大サラシに悪戦苦闘していると....ウキがゆっくりと海中へ。
半信半疑で合わせを入れると、しっかりとした手応えが返ってきました。
ガゴンガゴンと引き回るウオ....しかし、大した引き味ではありません。
喰ってきたのは夜の本命オナガ君ではなく、腹パンのクチブトグレ。
男女群島での嬉しい1尾ですが、何となく肩すかしをくらったような気分になりました (笑)

ちょっぴり不安なスタートになりましたが、そんな心配はご無用で辺りが漆黒の闇になったのを皮切りに、続々と本命オナガが登場.....。大サラシが出来る合間に仕掛けを馴染ませるという難儀な釣りではありましたが、それが出来れば高確率で本命が喰ってくるような状況に。


風とサラシが無ければね..... (´Д`;)/ヽァ・・・
叶わぬ願いでしたが、流石は前田キャプテンおすすめの磯....オナガの魚影は濃いようで、時間の経過と共にドンゴロスの膨らみは順調に増していきました。
