活餌での泳がせ釣り!
このままポイントに入り、本日の狙いである根魚を釣る予定でしたが、船長曰く.....
「潮が動かん.....」
聞いてみると前日も同じような潮でかなり苦労したとの事。
意を決した船長は船の速度を上げて高島をスルー......
皆と協議の結果、ナント、見島の見える海域まで走ることになりました。

この海域にはデッカイ魚が居るそうな........
追加料金分は釣らんとな......
それぞれの思惑を巡らせながら、浜田で捕獲したアジを海底に沈めます。
胴付き仕掛けのハリスは男らしく16号!

水深80mの海底を探っていると......
ゴツゴツ.....ガガガッのアタリをキャッチ!
上がってきたのは 「うっかりカサゴ」
浜田沖に比べると、かなり良いサイズでした。

アコウ、小型のクエなどなど.....
浜田ではナカナカ見れないサイズの魚は喰ってきましたが、数がイマイチ伸びません....。
やはり潮が弱いのか一気にガバチョとは喰ってきてくれませんでした。
動かない潮は浜田沖も見島沖も同じという事を今更ながら知る事に。
片道2時間半.....船長、ご苦労様でした m(__)m

浜田沖へ釣行!
何度エントリーしても悪天候に阻まれていたので、メンバーの皆さんの気合はおっとろしいほど.....。浜田沖のウオは全部ワシが釣っちゃる!.....そんな雰囲気が漂う中での出港となりました。

本日の狙いのウオ.....
最初はアジ・サバをサビキで釣り、お土産を確保したところで根魚を狙おうって寸法。

水深80mラインでコマセを振ると.....35cmクラスのアジが続々とHit!
入れ食いの状態にも飽きてきたので、このままの仕掛けで沖メバルを狙いに行くことに。
水深100m.....
沈没船が形成するデンジャラスゾーンとの事でメバルがいれば必ずHitしてくるとの事。
しかしながら流石にデンジャラスゾーン.....根掛り頻発で沖メバルがHitする前にこちらの心が折れてしまいました。

ポイントを移動して根魚釣りへ.....
サビキで釣ったアジで切り身を作り、それを胴付き仕掛けに仕込んで狙います。
水深100m.....
ここの根もデンジャラスな状態でポヤ~っとしてると即、根掛り....。
アタリ⇒即ゴリ巻き でないとナカナカ魚が取れません。
ダメぢゃ...竿がヤワ過ぎる..... 船長に散々小言を言われましたが、上手く仕掛けが入れば良型のカサゴが船上に上がってきました。

今回、お世話になった 「第二薫丸」さん
釣らそうと必死になってくれる、とてもユニークな船長が操船されます。
ちょっとイラですが.....(笑)

どれを食べようかな.......
親に似てすっかり魚好きになってくれました..... ψ(`∇´)ψ ケケケッ
父親が苦労する事でしょうね.....(笑)


甘鯛釣り
狙いは上品な高級魚 あまだい ......。 w( ▼o▼ )w ヨダレガタレル...


素人には敷居の高いウオですが、中海老をエサに船長の指示に従って水深100mの海底をオモリで突っついていると.....意外に早い段階で本命が食ってきてくれました。テクニカルなウオと聞いていたのですが、流石に人気の游漁船。テクはテクでも船長の操船テクが違います。

初めて釣った あまだい.....
巻き上げ途中の中層でやたらと暴れる面白い魚です。
途中でゴンゴンと引き味が増すと甘鯛確定.....
ナカナカおつな釣りですね。

あまだい のアタリが遠のいたので、次は根魚を狙いにポイントを移動します.....。

メインのエサはイカの切り身。
14号の幹糸に12号のエダスを付けて根掛り必至のポイントを探っていきます。
「アタリがあったら即合わせで80mまで一気に巻き上げてね~。」
その船長の指示どおりに釣っていると、冬の男女の外道が食ってきました。
大きさは遠く及びませんが......

「ダルマ、ダルマ.....浜値は6000円よ~!」
船長は大喜びですが、冬の男女群島でイヤというほどメダイを釣って食べた私はそんなに嬉しくありません。男女産に比べたら大きくもないし.....何よりそのアッサリ味がイケません。
浜値6000円....なんでそんなに高いのか。これは帰って食べてわかりました.....(笑)

結局、甘鯛、メダイ、うっかりカサゴ、アジの4目を釣ってめでたく納竿!
その夜の食卓が賑やかだったのは言うまでもありません。
甘鯛の美味しさは言うに及ばずですが、ビックリしたのがメダイのお味。冬の男女群島で釣れる10Kgクラスのモノとは味が全くの別物。超脂ギッシュで生で食べると腹痛を起こすほどのものでした。なので生はそっと食べ翌日にはシャブシャブ鍋に.....。 V(`∇´)V
季節感は全く合いませんでしたが、とても美味しくいただきました。

色々な魚が釣れる遊魚船での釣り。
高級魚釣りも魅力ですが、釣りの選択肢が増える事が楽しいですね。
いずれ来るであろう磯に立てなくなる日....その時のための船釣り修行は続きそうです。
